一読三嘆、名著から学ぶ 芥川龍之介『羅生門』あらすじと解説【生か死か、善か悪か!】 芥川龍之介の短編小説『羅生門』のあらすじと、基となった『今昔物語集』との比較、解説や感想などを載せています。授業でこの物語を知ったとき、内心で(なぜこのような悪者の物語を教えるのだろう?)といった疑問を感じたことを覚えています。 2021.07.04 一読三嘆、名著から学ぶ
一読三嘆、名著から学ぶ 永井荷風『にぎり飯』あらすじ【日記『断腸亭日乗』を読んで!】 永井荷風の短編小説『にぎり飯』のあらすじと感想を載せています。そうそう、少し前に初めて荷風の日記『断腸亭日乗』を読んで見ました。実をいうと、前々から興味はあったのですが、いかんせん難しいとの評判で、ずっと尻込みをしていた作品です。 2021.07.01 一読三嘆、名著から学ぶ
一読三嘆、名著から学ぶ 太宰治『清貧譚』あらすじと解説【私欲を捨ててまで守るもの?】 太宰治の短編小説『清貧譚』のあらすじと感想、そしてもとになった『聊斎志異』について載せています。さて、『清貧』という言葉を辞書で引くと、「貧乏だが、心が清らかで行ないが潔白であること。余分を求めず、貧乏に安んじていること。」と、出ています。 2021.06.28 一読三嘆、名著から学ぶ
一読三嘆、名著から学ぶ 宮沢賢治『略年譜』【心象中の理想郷を追い求めたその生涯!】 宮沢賢治の母・イチは「人のために生きる」を口癖のように言い、子供たちを育てたといいます。ましてや幼い頃から信仰心の強かった賢治ですから、“ 人々を幸せにするためには ” といった理想に真摯に向き合っていました。そんな賢治の『略年譜』です。 2021.06.23 一読三嘆、名著から学ぶ
一読三嘆、名著から学ぶ 宮沢賢治『雨ニモマケズ』現代語訳【賢治に影響を与えた人々!】 宮沢賢治の代表作といえば『雨ニモマケズ』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。けれども、よく知られているとおりで、この詩には表題がありません。それは昭和6年、病と戦っていた賢治が、手帳の数ページにわたって書いた一節だからです。 2021.06.21 一読三嘆、名著から学ぶ
こころを豊かにするメソッド 西郷隆盛『敬天愛人』の精神【島津斉彬の人材育成術!】 薩摩藩主・島津斉彬が「いかにして西郷隆盛という人間を育てあげたのか?」といったことなどを、エピソードを交えながら紹介しています。それにしても有難いことに、先人たちは、現代社会に生きるわたしたちに、大きな教訓を残してくれているものですね。 2021.06.17 こころを豊かにするメソッド
一読三嘆、名著から学ぶ 中島敦『名人伝』あらすじと解説【幻影を祭り上げる群衆心理!】 中島敦の短編小説『名人伝』のあらすじや感想、そして作家・中島敦について載せています。それにしても、ネットでの誹謗中傷が後を絶たないようです。ひとたび批判の標的とされたら、凄まじい勢いで攻撃をされ、とことんまで追い込まれてしまいます。 2021.06.14 一読三嘆、名著から学ぶ
一読三嘆、名著から学ぶ 葛西善蔵『子をつれて』あらすじと解説【困窮者を拒絶する社会!】 葛西善蔵『子をつれて』のあらすじや感想、そして作者・葛西善蔵についてなどを載せています。ところで、総務省が5月28日に発表した4月の完全失業率が、2.8%となっていました。わたしの周りでも、職を失った人が増えてきています。明日は我が身といった心境です。 2021.06.11 一読三嘆、名著から学ぶ
老人介護をしながらでも楽しく暮らす方法 【老化とボケを防止する】『抗酸化食品』の秘められたパワー! 「食は人の天なり」ーーこの言葉は、かの兼好法師が『徒然草』のなかで語った言葉です。人の身体は口から摂るものだけでできています。つまり、食習慣を見直すだけでも病気予防に繋がるのです。そこで近年脚光を浴びている “ 抗酸化食品 ” について書いていこうと思っています。 2021.06.08 老人介護をしながらでも楽しく暮らす方法
一読三嘆、名著から学ぶ 太宰治・新釈諸国噺『破産』あらすじと解説【倹約ストレス?】 太宰治の新釈諸国噺『破産』のあらすじや感想、そして原作者である井原西鶴のことなどを載せています。こんなご時世だからでしょうか、書店に “ 節約術 ” なる本が多く並べられています。節約=暗いといったイメージからは遠く、楽しく節約をしょうといった内容です。 2021.06.04 一読三嘆、名著から学ぶ