はじめに【改稿に改稿を重ねた『銀河鉄道の夜』】
宮沢賢治が生前刊行した作品は、詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』のみです。つまり賢治の作品は、生前にほとんど発表されることがなく、原稿用紙に綴られたままで発見されたものです。
その数は膨大で、そんな作品群を賢治は、死の間際まで推考に次ぐ推考を重ねていたと言われています。中でも有名なのが、『銀河鉄道の夜』です。現存する原稿用紙は83枚で、大正3(1924)年の第1次稿は15枚足らずでした。
そこから少なくとも4次の改稿を経て、現在出版されている形となります。
もしかすると、賢治自身の手で刊行されていない全ての作品は、未だ推考途中で、未完成なのかも知れません。『銀河鉄道の夜』もまた完成への途上作品なのです。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』あらすじと解説【本当の幸福とは?】

宮沢賢治(みやざわけんじ)とは?
宮沢賢治(作家・詩人1896~1933)は、明治29年に岩手県の花巻市に富商の長男として生まれます。盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)を卒業後は研究生として残り、稗貫郡(現・花巻市)の土性調査にあたりました。
大正10(1921)年からの5年間は、花巻農学校の教師を務めながら『注文の多い料理店』などの童話作品を刊行していきます。けれども全く売れず、父親から300円を借りて200部買い取ったという逸話が残されています。
大正15(1926)年、花巻農学校を依願退職し、百姓の道を志しますが、賢治の農業は「金持ちの道楽」と、陰口を叩かれたりするなど、その道は険しいものでした。同時期、『羅須地人協会』を設立し、農業の技術指導や、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上を目指して邁進します。

しかし、そんな賢治の理想も結局は叶わぬまま、肺結核が悪化し、病臥生活を送るようになります。最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行っていましたが、昭和8(1933)年9月に、急性肺炎により37歳の若さで亡くなりました。
生前刊行された作品は、詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』(1924)のみです。『銀河鉄道の夜』や『風の又三郎』など、宮沢賢治の代表作といわれる作品は、死後に刊行され、その多くは現代のわたしたちにも影響を与えてくれています。
また、作品中に多く登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとして「イーハトーブ」と名付けたことでも知られています。

宮沢賢治の人生を詳しく知りたい方は 宮沢賢治『略年譜』【心象中の理想郷を追い求めたその生涯!】、また、宮沢賢治に関係する人々のことを知りたい方は、宮沢賢治『雨ニモマケズ』現代語訳【賢治に影響を与えた人々!】 を、ご覧になって下さい。
羅須地人協会(らすちじんきょうかい)とは?
大正15(1926)年に、宮沢賢治が現在の岩手県花巻市に設立した私塾のことです。
若い農民たちに、植物や土壌といった農業と関連する科学的知識を教え、そのほか、自らが唱える「農民芸術」の講義も行いました。
しかしその活動も、保守的な農民の理解は得られず、翌年には休止してしまいます。この私塾がこの名称で活動したのは1926年8月から翌年3月までの約7ヶ月でしたが、その後も賢治は農業指導の活動を続けます。特に農家に出向いての施肥指導はよく知られています。

イーハトーブとは?
イーハトーブとは宮沢賢治による造語で、賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉です。この造語は賢治の作品中に繰り返し登場します。
賢治が生前に出版した唯一の童話集である『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』の宣伝用広告ちらしの文章は、「イーハトヴ」について以下のような説明がなされています。

イーハトヴとは一つの地名である。強て、その地点を求むるならば、大小クラウスたちの耕していた、野原や、少女アリスが辿った鏡の国と同じ世界の中、テパーンタール砂漠の遥かな北東、イヴン王国の遠い東と考えられる。実にこれは、著者の心象中に、この様な状景をもって実在したドリームランドとしての日本岩手県である。
『銀河鉄道の夜』あらすじ(ネタバレ注意!)

一、午后の授業
先生は、銀河系と天の川について、ジョバンニに質問をします。けれどもジョバンニは答えることができません。続いて先生はカムパネルラに質問しますが、カムパネルラも答えられませんでした。ジョバンニの眼は涙でいっぱいになります。(そうだ僕は知っていた。カムパネルラも知っている)
かつてジョバンニはカムパネルラの家に遊びに行き、博士をしているカムパネルラのお父さんの書斎から、銀河について書かれている本を持ち出して、一緒に読んだことがあったからです。(カムパネルラはきっと、僕を気の毒がってわざと答えなかったんだ)
先生はそれから銀河系と天の川について説明をし、「では今日はその銀河のお祭りなのですから、外へ出てよく空をごらんなさい。」そう言って授業を終えました。銀河の祭りとは、烏瓜をくり抜いて燈籠のようにして川に流す祭りのことです。

二、活版所
ジョバンニが学校から帰ろうとすると、カムパネルラを真ん中にして七、八名の生徒が集まっていました。どうやら今夜の星祭りの相談をしている様子です。ジョバンニはその様子を横目に学校の門を出ました。
ジョバンニは家へは帰らず、活版所(活版印刷をする所)へ活字拾いのアルバイトに行きます。六時になって終えると、その日のバイト代として小さな銀貨一枚を貰いました。それからジョバンニは、パンと角砂糖を買って家へと急ぎました。
三、家
家に帰ったジョバンニは、買ってきた角砂糖を牛乳に入れて、病気の母親に飲ませようとしました。けれども牛乳は未だ配達されていません。その後二人は、北方の漁(遠洋漁業)へ出たきり帰ってこない父親のこと、そして父親同士が友人だという、カムパネルラのことを話しました。
「そうだ。今晩は銀河のお祭りだねえ。」母親がそう言うとジョバンニは、「うん。ぼく牛乳をとりながら見てくるよ。」と言って勢いよく靴をはいて、外へと飛び出したのでした。

四、ケンタウル祭の夜
ジョバンニは牛乳屋(牧場)に行きました。けれども応対した老婆に聞いても要領を得ません。結局ジョバンニはもう一度来ることにし、牛乳屋を後にしました。すると、同級生のザネリたちに出くわしてしまします。ジョバンニは思わず戻ろうとしましたが、思い直して歩いて行きました。
ザネリたちはみんなでジョバンニをからかいます。通り過ぎようとすると、その中にカムパネルラもいました。けれどもカムパネルラは気の毒そうに、黙って少し笑っているだけです。ジョバンニは走り出して、一人、町外れの丘の方へ向かいました。
五、天気輪の柱
ジョバンニはゆるい丘を、のぼって行きました。そして頂きの天気輪の柱の下に来て、寝転んで星空を眺めました。なんとも言えない悲しみを感じます。空には青い琴の星が、三つにも四つにもなって、ちらちらとまたたいていました。
※天気輪(てんきりん) 宮沢賢治による造語。 仏教由来の建造物、宗教的概念、天文現象など諸説ある。

六、銀河ステーション
ジョバンニは、後ろの天気輪の柱が三角標の形になって、蛍のように消えたり灯ったりするのを見ました。するとどこからか、「銀河ステーション、銀河ステーション」というアナウンスが聞こえ、いきなり眼の前が強い謎の光に包まれたのでした。
※三角標(さんかくひょう) 測量の際に利用した測標(一時標識)である三角覘標のこと。
気がつくとジョバンニは、小さな汽車に乗っています。前の席には濡れたような真っ黒な上着を着た子供が座っていました。―――なんとその子供はカムパネルラだったのです。ジョバンニは、(そうだ、僕たちは一緒にさそって出かけたのだ)と思いました。
ジョバンニとカムパネルラを乗せた汽車は、青白く光る銀河の中を走って行きます。天の野原のあちこちに燐光の三角標が美しく立っていました。ジョバンニは愉快な気持ちになりました。「りんどうの花が咲さいている。」カムパネルラが、窓の外を指さしました。
※燐光(りんこう) 黄燐が空気中で酸化して発する青白い光。また、生体物質が腐敗・酸化するときに生じる光。

七、北十字とプリオシン海岸
しばらく行くと青白く後光の射した島が見えました。その島には眼の覚めるような白い十字架が建っています。乗客たちは皆、黒いバイブルを胸にあてたり、水晶の数珠をかけたりして祈っていました。
やがて汽車は、白鳥の停車場で二十分間停車します。ジョバンニとカムパネルラは降りて、窓から見えていた綺麗な河原へ行きました。そこの砂は全部水晶でした。川上の方を見ると、小さな五、六人の人影が何やら作業をしています。二人はそっちの方へと向かいました。
そこの入口には[プリオシン海岸]という標札が立っています。人影の方に近づいて行くと、学者らしい人が助手たちに夢中で指図していました。学者は二人に、「牛の祖先の化石を発掘しているのさ。」と教えます。
八、鳥を捕る人
汽車が動き出すと、赤髭の大人が乗車して来ました。その大人は、「鳥をつかまえる商売をしている。」と言います。鳥捕りは押し葉にした雁をちぎって、「どうです。すこしたべてごらんなさい。」と、二人に渡しました。
二人は、(こいつはお菓子だ)と思い、鳥捕りに訊ねてみました。すると鳥捕りの姿は突然消えて、外の河原の上に立って鷺を捕まえていたのです。鳥捕りはあっという間に二十疋ばかり袋に入れるとまた姿を消して車内へと戻って来たのでした。

九、ジョバンニの切符
(以下、全体のおよそ半分にわたり章立てはありません)
「切符を拝見いたします。」車掌がやって来て言いました。カムパネルラは小さな鼠色の切符を差し出します。慌てたジョバンニは(もしかしたら上着のポケットに入っているかも知れない)と思い、ポケットに手を入れてみました。すると畳んだ紙切れが入っています。
その紙切れを渡すと車掌は、ていねいにそれを読んで、「よろしゅうございます。」と言いました。紙切れを見た鳥捕りは驚いて、「天上どころかどこまでも行ける切符だ。」と言います。ジョバンニがふり返ると、そこにはもう鳥捕りの姿はありませんでした。
鷲の停車場の辺りで、青年に連れられた姉弟(かおる子とタダシ)が乗り込んで来ました。他の乗客が青年に訊ねると、青年は姉弟の家庭教師だと言います。そして青年と姉弟が乗っていた船が氷山にぶつかって沈み、気が付いたら汽車に乗っていたと言うのです。
青年は、他の乗客たちを押しのけてボートに乗ることができなかったと言います。そんなことまでして助けてあげるよりも、神のところへ行くほうが姉弟にとって “ 本当の幸福 ” だと思った。と話しました。そこらから祈りの声が聞こえ、ジョバンニもカムパネルラも眼が熱くなりました。

汽車はきらびやかな燐光の川の岸を進みます。やがてカムパネルラとかおる子(姉の少女)が、楽しそうに会話を始めました。(どうしてこんなに一人寂しいのだろう。カムパネルラは女の子とばかり面白そうに話しているし……)ジョバンニの眼は涙でいっぱいになります。
川の向う岸がにわかに赤くなりました。「あれは何の火だろう。」とジョバンニが言うと、カムパネルラが「サソリの火だな。」と答えました。かおる子は、「サソリの火のことならあたし知ってるわ。」と言って、物語を語り始めました。
昔、小さな虫を食べて生きていたサソリが、イタチに追われ、井戸に落ちて溺れてしましました。そのときサソリは思います。(どうして私をイタチにくれてやらなかったのか。そしたらイタチは一日生き延びたろうに。)
サソリは祈りました。「神様、次の世では私の体をお使い下さい。」するとサソリは夜空で真っ赤な美しい火になり、闇を照らすようになったという物語です。

サウザンクロス(南十字)の駅で、青年と姉弟の三人は降りて行きました。別れ際、かおる子はつらそうに、「さよなら。」と二人に言いました。他の乗客の大半も降りました。窓の外を見ると、みんなは十字架の前の天の川のなぎさにひざまずいていました。
ジョバンニはカムパネルラに言います。「僕たち二人でどこまでも一緒に行こう。僕はあのサソリのように、みんなの幸いのためなら、体を百ぺん焼いてもかまわない。」カムパネルラは眼に綺麗な涙をうかべながら、「うん。僕だってそうだ。」と言いました。
「きっとみんなの本当の幸いを探しに行く。カムパネルラ、僕たち一緒に行こうねえ。」ジョバンニが再びそう言ってふり返ると、カムパネルラの姿は消えていました。ジョバンニは咽喉いっぱいに泣き出します。そこらが真っ暗になったように思いました。
ジョバンニは眼を開きます。もとの丘の草の中で眠っていたのでした。頬には冷たい涙が流れていました。ジョバンニは牛乳をもらいに行き、その後川の方へ向かうと何やら人だかりができています。聞くとその中の一人が、「こどもが水へ落ちたんですよ。」と答えました。
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ジョバンニは飛ぶように河原へと降りて行きました。するとさっきカムパネルラと一緒だった一人の同級生から、ザネリが川に落ちて、それを救うため川に入ったカムパネルラが、救出後に水に流されて行方不明になったということを聞かされます。
河岸の人だかりの方へ行くと、カムパネルラのお父さん(博士)がいました。お父さんはすでに諦めている様子です。博士はジョバンニに、「あなたのお父さんから元気そうな便りがあった。今日あたり着くころです。」と教えました。
色んなことで胸がいっぱいになったジョバンニは、牛乳と父の知らせを持って、母のもとへと一目散に走ったのでした。
青空文庫 『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治
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『銀河鉄道の夜』【解説と個人的な解釈】
①創作の背景
宮沢賢治が『銀河鉄道の夜』のイメージとしてモデルにしたと言われているのは、岩手県花巻市から遠野を経て仙人峠方面を走っていた「岩手軽便鉄道」(後に当時の国鉄が買収し、現在はJR釜石線・花巻~釜石となっている)です。

また賢治は、天文学好きとしても知られています。中学生の頃には、星座早見盤を見ながら一晩中星を眺めていたと云われています。ですから、はくちょう座、わし座、さそり座、くじゃく座、ケンタウル座、南十字星(サウザンクロス駅)と、天の川にある星座沿いに銀河鉄道を走らせたのでしょう。
とは言うものの、天の川沿いには、銀色のすすきが揺らめいていたり、紫色のりんどうの花が咲いていたりと自然界のものも多く登場します。それは賢治が子供の頃から慣れ親しんできた北上川を連想させます。つまり賢治の心象世界「イーハトーブ」が物語の舞台となっているのです。
②物語の解説と解釈
ジョバンニは、病気の母親のためにアルバイトをして家計を支えています。父親は遠洋漁業へ出たきりで帰ってきません。学校では、同級生たちからいじめられ、かつては親友だったカムパネルラからも距離を置かれています。
いわば苦境の中にいる少年ジョバンニが、銀河鉄道の旅をするといった物語なのですが、その過程においてジョバンニの感情は大きく揺れ動きます。それはカムパネルラとの二人っきりの世界を邪魔する存在(鳥捕り・かおる子)が現れるからです。
と同時に、そんな出会いを通して、ジョバンニは精神的な成長を遂げていきます。特にタイタニック号の沈没事件をモデルとした海難事故によって命を落とし、列車に乗り込んできた青年と姉弟に、ジョバンニは深い感銘を受けます。
そして姉のかおる子が教えてくれた「サソリの物語」に感動したジョバンニは、“ みんなの幸福のために生きる ” 決意を固めます。けれども一緒に理想を追求する筈だったカムパネルラは、ジョバンニの前から姿を消してしまいます。その理由は、物語の結末で明らかになります。
ここからは個人的な解釈ですが、銀河鉄道の旅は、苦境に立たされていたジョバンニへのカムパネルラの贈り物のような気がします。いじめに対して何も出来なかったつぐないとでも言いましょうか。消息不明になっていた父親からの知らせも、もしかしたらそうなのかもと想像してしまいます。
タイタニック号事件
出典:株式会社平凡社 世界大百科事典
タイタニック号はイギリスのホワイトスター汽船会社所属の豪華客船であった。ニューヨークへ向かう処女航海の途中,1912年4月14日深夜ニューファンドランド沖で氷山に衝突して,約3時間後に沈没,2201名の乗船者のうち1490名が死亡し,世界に衝撃を与えた。
③カムパネルラのモデルについて
ジョバンニを賢治とするなら、カムパネルラのモデルは、盛岡高等農林学校の一年後輩にあたる保阪嘉内(1896~1937)とする説があります。保阪嘉内は山梨県に生まれ、大正5(1916)年、賢治の1年後輩として盛岡高等農林学校に入学しました。
寄宿舎で同室になった賢治と無二の親友になり、賢治に大きな影響を与えます。けれども大正(1918)年2月に出した『アザリア』5号に載った短文がきっかけとなり、除籍処分を受け、帰郷を余儀なくされます。以後、賢治と嘉内は手紙で交流することになります。
ちなみに、賢治が嘉内にあてた73通の書簡は『宮沢賢治 友への手紙』として刊行されていますが、その中の一通にこのような言葉が記されています。
「かつて盛岡で我々の誓った願い。我等と衆生と無上道を成ぜん、これをどこまでも進みましょう」
(「保坂嘉内宛の書簡」大正10年1月30日)
無上道とは最高の悟りの世界のことを言います。最高の悟りの世界。つまり、みんなの本当の幸せ。どことなく、ジョバンニの台詞と重なっているような気がしませんか?
あとがき【『銀河鉄道の夜』の感想を交えて】

宮沢賢治は生前、法華経に深く帰依していました。大正10(1921)には家族に無断で上京し、法華宗系在家仏教団体の国柱会に入信しています。この頃賢治は、「大乗仏教の真意を、人々に広めるために童話を書く。」という言葉を残しています。
『銀河鉄道の夜』には “ 自己犠牲による死 ” が繰り返し登場しますが、これは『よだかの星』や『グスコーブドリの伝記』など、宮沢賢治の他の作品にも見られるテーマです。つまり、「自らを犠牲にしてでも他人を救済する」という仏教的思想が作品に色濃く反映されている作品と言えます。
ともかくとして、そこまで深く考えずに、賢治の世界観と美しい描写を感じるだけで読む価値のある作品と言えるでしょう。冒頭でも触れましたが、『銀河鉄道の夜』は未完成です。つまり読者一人一人の想像力によって完成させる作品とも言えるでしょう。
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